印一覧 / 判じ絵
3 件の謎が連なり候。
陽の極まる夏至、五重塔のかなたを一棹の影が渡りゆく。夏には来ぬはずのその鳥と、空に聳ゆる塔と ── 上より繋ぎて読み解かば、夏の膳に涼を呼ぶひと品の名が、ふと顕るるはず。
長屋の与太話より一席。三枚の絵に隠れし三つの言の葉を、真名に継げば、ひとつの名が立ち上がり候。
盆の上の黄金天婦羅、衣に込めし判じ絵の趣向。